2020年3度目の個展を開催している大野智さん。改めて、画家としての大野智さんが注目されています。
これまでどんな絵・作品を描いてきたのか、絵を描き始めたきっかけは何だったのか?どうやって絵を学んだのか、影響を受けた画家はいるのか、など、
本日は画家としての大野智さんについて見ていきたいと思います。
もくじ
大野智のプロフィール(絵画編)
□初個展
日時:2008年2月21日〜
タイトル:『FREE STYLE』
場所:東京・表参道ヒルズ・スペースO(オー)
この時は、大野智さんが約10年間描きためていた絵や、作ってきたオブジェなど、200点以上の大規模なものでした。
「10年かけて作ってきた作品を、こんなに大きな会場でたくさんの人に観てもらえるなんて不思議な感じ……。サイコー!!」
引用:oricon news
初めての個展で喜びが伝わってきますよね。
初個展の時の作品集がこちら↓
2回目の個展
日時:2015年7月24日〜
タイトル:『FREESTYLE2』
場所:東京・表参道ヒルズ・スペースO(オー)
2回目の個展は、7年半ぶり、思うように描けない時期もあったという大野智さん。
写真作品8点、フィギュアなど立体作品13点、映像作品1点、油絵など絵画6点など、計33点の展示でした。
「もう7年もたってしまったという感じですね。前回、個展をやってから、かまえてしまって、描けない時期もあった。いろいろな葛藤があっての個展です。7年で絵のタッチも変わったし、自分で見ても変わったのが分かります」
引用:日刊スポーツ
しばらく描けなかったという大野智さん。実は奈良美智さんとの対談で、また描けるようになったそうです。すごいご縁ですよね。
3回目の個展
日時:2020年9月9日〜
タイトル:『FREESTYLE 2020 大野智 作品展』
場所:東京・表参道ヒルズ・スペースO(オー)
3回目の個展は、これまでの大野智さんの創作活動の集大成と言われています。
過去に大野智さんが手掛けた作品から現在制作中の新作まで、多彩な作品が200点以上展示されます。
集大成となる2020年の作品集がこちら↓
大野智が絵を描き始めたきっかけ・理由って何?
絵の才能があると言われている大野智さん、そもそも何をきっかけにいつから絵を描き始めたんでしょう。
実は、きっかけがありました。
「子供の時に友達が『ドラゴンボール』の絵がすごい上手くて、それを見て上手くなりたかったっていうのがきっかけなんですよ」
引用:realsound
なるほど〜大人気漫画ですもんね。友達からの影響だったんですね〜。
ドラゴンボール一気読みしつつ、悟空やヤムチャ・ベジータなんかの絵に挑戦するのも面白いかもしれませんね。
大野智の絵の勉強法は独学?
大野智さんは、特に絵を誰かから学んだということはなく、独学なんですね。
画家の奈良美智さんが、大野智さんの描写力を褒めていて、
「本格的に習ったことがないのに、細かな描写ができるのは稀有」
だと語っていたんだとか。
大野智が影響を受けた画家は誰?
独学という大野智さんですが、好きな画家はいるようで、きっと大野智さん自身の絵にも影響を与えているのではないかと思います。
大野智さんが好きな画家は誰なのでしょう?
これについては、大野智さんが、伊藤若冲の名前をあげていました。
伊藤若冲は江戸時代の絵師で、色彩鮮やかな鳥の絵はとても有名ですね。
狩野派や琳派など、絵師となるために師につくことが多かった時代に、若冲は独学で絵を描いていった絵師で、そういったところも大野智さんは影響を受けているのかもしれませんね。
これからも、大野智さんの絵は変化を続けていくと思います。これから先、どんな作品を生み出してくれるのか、見るのが楽しみですね。