世界遺産ノートルダム大聖堂復興のために今私ができること

こんにちは、skyです。4月15日にとつぜん起きたパリ・ノートルダム大聖堂の火災。あの美しいステンドガラスが崩れ大規模な損失に世界中が呆然としました。
今、私にできることを考えます。

「我らの貴婦人」ノートルダム大聖堂が・・・

https://jp.ambafrance.org/article14477

聖母マリアに捧げた建築

正面から見たときのシンメトリーの長方形が印象的な
ゴシック建築の傑作です。
ノートルダムというのは「我らの貴婦人」という意味で聖母マリアに捧げられた建築だったそうです。

皇帝ナポレオンが戴冠式を行った場所

ナポレオンが戴冠式を行った場所としても有名です。

ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠
出典:Wikipedia

だからこそ今月の15日夕方に起きたノートルダム大聖堂の大規模火災は
突然の出来事に世界中の人が驚き、炎に包まれる大聖堂を見て悲しみにくれました。

幸いだった4年前の建築データの存在

数日が経ち、幸いにもノートルダム大聖堂の建築データが
4年前にデジタル化済みであったことがわかり、
再建に光が見えたとCNNが報じています。

CNNによると
2015年、当時米ヴァッサー大学で美術を研究していたアンドリュー・タロン教授は、レーザーを使用した大聖堂の綿密な計測を実施。代表的ゴシック建築とされるノートルダム大聖堂のほぼ完璧な空間地図をデジタル化することに成功。

建築物のモデリングを手掛ける企業を率いるダン・エドルソン氏は、「大聖堂を再建する際、火災以前の構造に何か疑問が生じても、タロン氏のデータを参照して逐一計測できる」と説明。これらのデータは極めて正確で、ここ数年までは誰も算出できなかったほどの水準。
とのこと。

復興には、数年ほどがかかると見られていますが、このようにデジタルにより建築データが残されていたことが本当に幸いだったと言えます。

復興のための寄付が各方面から1千億円がすでに

フランス内外から寄付が相次いでおり、AFP通信によると、16日時点で計8億ユーロ(約1千億円)に上ると言われています。

例えば、最近でも
●ディズニー・・・5.6億円寄付表明
 ディズニーは『ノートルダムの鐘』という映画を作成していますからね。
●エールフランス・・・修復に来る専門家や関係者の航空機代を無料に。
というように続々と寄付表明が始まっています。

ノートルダム再建メダルを買って復興の手助けに

4月17日、パリ造幣局がノートルダム再建のために、ノートルダム再建メダル発売しました。

とっても素敵なメダル!他に8€、65€のものがあるそうです。

南側から見たノートルダムの姿と、裏側に北側のバラ窓が刻まれた、ブロンズ製のメダル。199€。999個限定で、エディション番号付きで箱入り。
オヴニー・パリの新聞 https://ovninavi.com/

ネットで購入する際は、こちらへ→ www.monnaiedeparis.fr/fr
こんな感じのサイトです▼▼▼ 英語とフランス語のどちらかを選択できます。

素敵なノートルダムの姿をかたどったメダルを買うことが復興の少しでも助けになるなんて素敵ですよね!