ドラマ『今日から俺は‼』(日本テレビ系)で大人気となった俳優仲野太賀さん。
実は、デビューは中学生のころ。「桐島、部活やめるってよ」や「いだてん」など注目の作品に出演、若手実力派俳優と言われる太賀さんの経歴と出演作をまとめました。
もくじ
仲野太賀のプロフィール
生年月日:1993年2月7日
出身地:東京都
身長:168cm
趣味:カメラ
事務所:スターダストプロモーション
<2006年>ドラマ「新宿の母物語」(フジテレビ系)でデビュー。
当時13歳の中学生でした。
(父親が俳優だったこともあり、芸能界が近かった太賀さん。
母親が父親のマネージャーをしていたこともあって、母親にお願いしてオーディションを受けさせてもらったのだそう。)
■映画「バッテリー」「桐島、部活やめるってよ」「淵に立つ」
■ドラマ「ゆとりですがなにか」「1942年のプレイボール」「今日から俺は!!」「いだてん」
■舞台「シダの群れ 純情巡礼編」など、映画、ドラマ、舞台、CMに多数出演。
2020年も2月公開の映画「静かな雨」で元乃木坂46の衛藤美彩さんとW主演します。
俳優になろうと思った時期ときっかけ
「小学生の時だったと思います。家族でテレビドラマや映画を見るのが好きだったので、その影響もあって小学校5,6年生の時だったと思うんですよ。テレビで『WATER BOYS』(フジテレビ系)を見て山田孝之さんに憧れて。あの頃のドラマがすごく好きだったんですよね。それと同時で映画も自然に好きになりました」
2019年に改名 「太賀」から「仲野太賀」に
仲野太賀さんはもともと「太賀」という名前で芸能活動をしていましたが、2019年6月24日から名前を「仲野太賀」に改名しました。
この名前にした理由については、
父で俳優、中野英雄(54歳)の次男であり、本名の“中野”と「“仲間”との出会いが俳優人生の財産」と実感したことから「仲野」の表記を選んだ。
中野英雄さんは、ドラマ『愛という名のもとに』のチョロ役や、アウトレイジに出演するなどの俳優です。
「太賀」の芸名は「当時は事務所と親が話し合って芸名を『太賀』にしてくれた」ということで、自ら「仲野」をプラスして、「俳優として生きていく決意の表れ」を表明しました。
映画『バッテリー』東谷啓太役
林遣都さんの俳優デビュー作映画『バッテリー』でチームメイトの東谷啓太を演じました。(右から2番目が仲野太賀さん)
もしオファーが来た時のためにとスケジュールも空けて待っていた中野さん。
事務所の方と「とにかくスケジュールだけ空けときましょう」と。「絶対(オファー)来るんで!」と根拠もないのに説得してスケジュールを確保しました(笑)。
映画「桐島、部活やめるってよ」風助役
。太賀さんは桐島の代理としてバレー部でレギュラー入りするが、実力差に苛立ち、自らを追い込んでいく小泉風助役で出演
「原作を読んだ時に『絶対にやりたい』と思った役でした。僕自身は風助を弱い奴だとは思っていなくて、深いところでの強さや希望を捨てない部分など共感するものがあって…。
オーディションの時はめちゃめちゃテンションがあがっていたので何も覚えていないんですけど、『風助をやらせてください』と言ったみたいです(笑)。
あの作品は高校生たちの雰囲気を出すために撮影を合宿で行ったりしていたので、友情や絆も生まれました。すてきな出会いがたくさんあって、本当に心から携われて良かったと思える作品です」
映画『きばいやんせ!私』橋脇太郎役
映画の舞台は本土最南端に位置する鹿児島県の南大隅町。鹿児島空港からバスにゆられること約3時間。自然豊かな町へ。
太賀さんは、南大隅町で畜産業を営み、和牛オリンピックでの優勝を目指す青年・橋脇太郎を演じています。
この映画について太賀さんは、こんなことを言っています。
「ストーリーを通して僕が好きだなと感じたのは、本気になること。ひとりではどうにもならない状況でも、人と人とが呼応し合うことでちょっと本気になれる。その少しの本気をきっかけに進んでいけると思うんです。その本気が伝わったらいいかな」
ドラマ「ゆとりですがなにか」山岸ひろむ役
岡田将生さん演じる29歳の食品会社営業マン坂間正和を振り回す後輩モンスター社員ぶりが話題に。
“ゆとりモンスター”という言葉がぴったりなヤバイ奴を熱演していました。
ドラマ「今日から俺は!!」今井勝俊役
主人公・三橋貴志のライバルで紅高の番長今井勝俊役。
明るいバカというキャラクターで、多くの人に愛される今井像を作り上げました。
ちゃんと馬鹿になろう、みたいなことですかね。自分の中のネジを外して、いかに心底馬鹿になれるかというところが今井をやる上で重要なのかなと。
NHK朝ドラ『いだてん』 小松勝役
第1部主人公の金栗四三(中村勘九郎さん)の弟子のマラソン選手・小松勝役を演じました。
制作が決まった時から出演を熱望していたという中野さん。熱烈にアピールしていたんだとか。
『いだてん』が制作発表されたその日から、ずっと熱望してたんですよ。『いだてん』の関係者に会うことがあれば、何が何でも出たいと言いまくってました(笑)。そして、どんな物語で、どんな役があって、いつ撮影なのか、とにかく聞きましたよ。でもことごとく「詳しいことは言えない」と言われてしまって。まぁ素晴らしいくらい口が堅いスタッフでしたね(笑)。