俳優の合田雅吏(ごうだ まさし)さん。渋いイケメンという印象の俳優さんですね。
実は、国民的ドラマ「水戸黄門」で格さんを演じていた方です。
そんな合田雅吏さんですが、演劇畑で育ってきたかと思いきや、実は証券会社勤めのサラリーマンでした。
本日は、合田雅吏さんの意外な経歴と、人となりが垣間見える幼少期の秘話について見ていきたいと思います。
もくじ
合田雅吏は『水戸黄門』の格さん
素敵な写真ですね。
里見浩太朗さんが、水戸光圀公を演じたシリーズにおいて2003年7月から2010年6月まで渥美格之進を演じました。
おじいさんとの思い出が多かったのか、役が決まった時には、こんな風に話していました。
「両親はもちろんですが、おじいちゃんに凄く世話になったので、そのおじいちゃんが見るドラマに出演できるというのが一番嬉しかった」
引用:Ameba News
合田雅吏の意外な経歴|証券会社勤務だった
合田雅吏さんは、渋いイケメン俳優という印象で演劇畑で育った方なのかなと思う方もいるかもしれませんが、意外なことに、実は証券会社のサラーリーマンをされていました。
24歳の頃、証券会社を辞めて芸能界へと果敢に飛び込んだという経歴の持ち主でした。
「証券会社に入社した途端、バブルが崩壊したんです。・・・僕自身も営業先で雑誌を投げつけられたり」
引用:Ameba News
起業という夢もバブル崩壊で流れ、「ならば、やりたいことを!」と芸能界に飛び込んだ。
折しもバブル崩壊という厳しい時代だったそうで、そんな時代背景もこの決断の大きな原因になったんですね。
学生時代から「メンズノンノ」でモデルをしていたこともあったのでしょう。
芸能事務所からスカウトされ、「超力戦隊オーレンジャー」オーブルー役のオーディションに合格し俳優デビューすることになりました。
合田雅吏の大学は早稲田大学
早稲田大学入学のきっかけは?
大学を卒業後、大手証券会社へと就職した合田雅吏さん。優秀だったんだろうなと想像されますが、さすが大学は早稲田大学教育学部でした。
偏差値は、 62.5~67.5と言われています。
合田雅吏さんが、早稲田大学に入学するきっかけは本だったそうです。
早大は五木寛之さんの小説「青春の門」の舞台。全国から集まった個性豊かな若者に刺激を受けて成長する主人公の姿が描かれています。高校生のときに読んで、キャンパスの周りに立て看板がたくさんある雑多な風景の中に自分も溶け込みたいと思いました。
引用:毎日新聞
本好きになったのは、お母様の教育の影響があったそうです。
小さいころ、母は「勉強よりも本を読みなさい」と勧めてくれました。学校の図書室で「怪人二十面相」シリーズを一から順に読みあさったことを覚えています。ミステリー、サスペンスは今も好きです。
引用:毎日新聞
本が好きで、ミステリーやサスペンスが好きというのは、役者に向いてそうな資質ですよね。
大学時代はどんな学生だった?
早稲田大学に入学した合田雅吏さん、意外にも「不良学生」だったとか。
ほとんど、友だちと酒を飲んでいるか、マージャンを打っているか、でした。キャンパスの近くにあるジャン荘に入り浸っていたので、友だちはどんどんと増えていきました。
引用:毎日新聞
昭和のバンカラ学生という雰囲気でしょうか?ちょっと自堕落がかっこいいというような。時代というものが感じられます。
合田雅吏の幼少期はどんなだった?
お母様の教育で読書好きだった合田雅吏さんですが、同時に大いにアウトドアな少年だったようです。
早稲田大学に進学する18歳まで神奈川県秦野市の自然豊かな東地区で育った合田雅吏さん。幼少期は毎日山に入り、年間100匹以上の昆虫を採っていたんだとか。
スマートな役柄が多い印象だが、幼少期は毎日山に入り、年間100匹以上の昆虫を採っていたほど「生粋の田舎者だった」という。「マダガスカルのカメレオンを持ち帰ろうとしたときは、本気で怒られました」と冗談めかすほど、見慣れない生物や自然が多い海外での仕事も、全く苦にならなかったんだとか。「田舎育ちが与えてくれたたまものですね」と白い歯を見せる。
引用:広報はだの
そんなアウトドアな少年だった合田雅吏さん、釣り好きだったりもします。
釣りってただ待っているだけと思っていません? 違うんですよ。釣りの種類にもよりますけど、竿先を常に見ていないといけないし、いろいろと考えながらやらないと釣れないんです。でも、没頭できるから仕事のこととか忘れられてスッキリするんですよ。
引用:STARDUST
ドラマのロケで佐渡島に行ったときに、1日休みがあって共演者の方と釣りに行ったんです。そうしたら3人で、1時間半くらいやったらアジが100匹も釣れちゃって。次々かかるので楽しかったな~。ホテルの調理場にお願いして刺身と唐揚げにしてスタッフや共演者に振舞いました
1970年1月9日生まれで51歳とは思えない2枚目な俳優さんですね。
憧れの俳優は田村正和さんだそうです。
憧れの俳優は田村正和さん。「かっこいい役は、ほれぼれするような色男、コメディーではすごくおちゃめなキャラクターを演じている。振り幅が大きくて大好きなんです」
引用:カナロコ
二枚目もコミカルも演じられる俳優さんになっていかれるのが楽しみです。