ディープインパクト武豊との運命的出会いと伝説の走り【動画】

圧倒的な強さで無敗の三冠を成し遂げ、武豊騎手とともに、競馬ファンを沸かせてくれたディープインパクトが2019年7月30日北海道・安平町で亡くなりました。

改めて、彼のレースを振り返り、多くの人を沸かせた圧倒的な強さを見せた走りを振り返りたいと思います。

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ディープインパクト

「走っているというより、飛んでいる感じなんでね」
天才騎手、武豊さんいそう言わせたディープインパクト。

届かないような後方から追走し、直線では大外から次元の違うスピードであっという間に抜き去り、大差をつけてゴール板を駆け抜けていく

引用:AERA dot.

圧倒的な存在感を見せつけていました。

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ディープインパクト プロフィール

2002年3月25日生まれ。 [没:2019年7月30日(17歳)]
北海道早来町(現在の安平町)のノーザンファームに生まれる。

父:名馬サンデーサイレンス

中日スポーツより

日本の競走馬生産界のガリバーである社台グループの代表らは、サンデーサイレンスを見たときの印象を

「体のしなやかさとバネが違う。人間で言うなら、絶対的なスピードが違う黒人ランナーの体の使い方だった」

中日スポーツ

と語っています。

母:ウインドインハーヘア

馬主:金子真人(かねこ まこと)さん
セレクトセールで7000万円で落札されました。

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ディープインパクト 名騎手武豊との出会い

ディープインパクトと武豊騎手との出会いは、2004年12月。

新馬戦前の追い切りで初めてディープに跨った彼は

 ──来年はとんでもないことになるぞ。

 と思い、普段稽古をつけている調教助手の池江敏行に、興奮気味に言った。

「敏行さん、この馬ちょっと、ヤバイかも」

引用:エキサイトニュース

この時、武豊騎手は他の馬にはない、特別なものを感じていたんですね。

スピードがありすぎて、上手く抑えないと、とんでもない勢いで飛んで行きそうな危なっかしさを持った馬だったそうです。

武豊騎手とディープインパクト、その運命的な出会いを武豊騎手の次の言葉が象徴しているような気がします。

「ぼくはずっと、こういう馬を探していたような気がします」

引用:エキサイトニュース
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ディープインパクト 戦績

2004年12月19日阪神サラ系2歳 新馬1位
2005年01月22日京都若駒S オープン1位
2005年03月06日中山弥生賞(GⅡ)1位
2005年04月17日中山皐月賞(GⅠ)1位
2005年05月29日東京日本ダービー(GⅠ)1位
2005年09月25日阪神神戸新聞杯(GⅡ)1位
2005年10月23日京都菊花賞(GⅠ)1位
2005年12月25日中山有馬記念(GⅠ)2位
2006年03月19日阪神阪神大賞典(GⅡ)1位
2006年04月30日京都天皇賞(春)(GⅠ)1位
2006年06月25日京都宝塚記念(GⅠ)1位
2006年10月01日LCH凱旋門賞(GⅠ)
2006年11月26日東京ジャパンカップ(GⅠ)1位
2006年12月24日中山有馬記念(GⅠ)1位

ディープインパクト 全レース 動画

■総獲得賞金 14億5455万1000円(付加賞含む)

ディープインパクト 伝説のラストラン有馬記念(動画) 

そして、最高の走りを見せてくれた、有馬記念。
ラストランを美しく圧倒的な勝利で飾ったディープインパクト。

伝説にふさわしい名馬ですね。

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