ナインティナインの岡村隆史さんがオールナイトナイトニッポンで、ラジオでの不適切発言を謝罪しました。
ずっと、控えめのトーンで話し続ける岡村隆史さんの元に現れたのが、矢部浩之さん。突然の登場に驚く岡村隆史さんにコンビの相方として公開説教に。
矢部さんが伝えたこと、そして伝えたかったことについて見ていきたいと思います。
もくじ
矢部から岡村へ「今日は公開説教しようと思う」
「やったなお前 やってもうたな」という発言とともに現れた矢部浩之さん。
俺は思う。いい機会もらったって。
あの、公開説教しようと、今日は。思ってね。
正直、コンビそれぞれあるけれど、リスナーの方は感じてるんでしょうけど、あんまりいい感じじゃないやんナインティナイン。こんなん言うことじゃないし、でも俺いい機会やなと思って。で、来たんですよ。
コンビの不仲に言及して、それも含めて表に出してこの場面に本気で向き合おうと言う覚悟を感じます。
矢部から岡村へ「本番でしか謝らないよね」
矢部浩之さんが来るとは知らされてなかっただろう岡村隆史さん。
「びっくりして言葉もないねんけど。ほんまごめんね、相方にもごめんねと言う(気持ちです。)」と発言。それを受けた矢部浩之さんは、本番や人前でしか謝らないよねと言うことを話し始めます。
もう俺サッカー部の後輩でもなんでもないからね。
他の1個上の先輩はそうよ。今でも先輩。
でも、もう違うのよね。アンタと俺は。
出会ったのは、サッカー部の先輩と後輩やったけど。
今回は、コンビの相方として喋りにきました。
岡村さん、て、「さんづけ」して何してはるんですかって、スタイル作れたからそれは良かったなって思っている。
でも先輩とは思ってないねん。
と言う矢部さんの言葉に岡村隆史さんも「コンビ組むときに決めたよね」と同意します。
ですが、矢部さんは、それに続けてこう言います。
俺謝られたことない。表ではあんねん。
「本番や人前でしか謝らないよね。オフでは絶対に俺に謝らないよね」と、仕事でしか謝ったことがないことを暴露し、その原因が、サッカー部の後輩・先輩という関係性があるからだと指摘。
「出会ったのは高校のサッカー部の先輩後輩で、コンビを組んでからはその関係は形式上はやめてるけど、アンタは先輩が消えてない。だから、俺に謝れないという気持ちがどっかにあるのよ」
岡村隆史さんがうつ病で休養後に復帰した際に、テレビでは「相方ごめん」と謝ったけど、オフでは一回もなかった。「オフが大事なんちゃうん」「漫才師以前に人として」と発言していました。
矢部から岡村へ「楽屋を別々にした理由は嫌いになりたくなかったから」
でも、聞いたことない。
甘えてんねん。それは身内やから。
別に大したことないやんナインティナイン。
学校でちょっと面白かったやつと、学校でちょっとモテてたやつ。
ただそれだけやん。
別に何にも偉くないし。
おれは俺で感情あんまり出さへんし、距離とるし岡村隆史と。それは俺がやり易いし。
いきなり楽屋が一人一人になって、
俺がそう言うの見たくなくなっててん。
「俺の悪いところね」と言う岡村隆史さんに「そう。」と答える矢部さん。
「すべて笑いに。」
いやいや、もうちょっとあるやろ。
収録で土から出てきて「相方すまんかった」。仕事やからできる。
なんかオフのところが大事なんちゃうかな。
お笑い芸人の前に人間で出会っているから。
自分に飽きたから楽屋を別々にしたのかと思っていたと言う岡村隆史さんに対して、矢部さんは否定します。
そのすべやった。一人一人にしてくれってお願いしたのは。
後、自分のホームで20年以上やってきて、リスナーも大好きよ。岡村隆史が。
でもイエスマンで。
ぬるいところから出たもんやと思うんよね。それを昔の人はあぐらかくとか表現していると思うけど。
アンタも言うやん。ミスした後が大事って。ほんまそうやと思うし。
この後の岡村隆史、ナインティナインを見て欲しいし。まだ早いかもしれんけど。
矢部から岡村へ「根本やで」
そのキャラクターも。そんな無意識に喋ってたんやと思うん。
分かるんやけど、やっぱり根本やねんて。それも。
別にラジオってガチガチにセリフ決まってないし、自分の考え自分の言葉で喋ってるから、そう言う人間て思われても仕方ない。致命的やと思う。
岡村隆史が女性を軽視してたり、男尊女卑だったり。
俺は、40までフラフラしてたけど、気づいたの。女性に対して。結婚して間違いなく女の人はすごいなと思えた。
こっちの都合にいっつも合わしてくれてて、その時に「あれっ」て気づいて。
俺も結婚して、まして子供にも恵まれて、よりどんどんリスペクトが増してった。
だから景色を変えた方がいいと思う。
結婚したから偉いとかじゃなくて、変わるから。
矢部から岡村へ「自分で断れ」
それがね。プライベートかな。オフの時の人対人。
体調崩して戻ってきたとにすごく変わったなって思ったよ。
そうじゃなくて、よく俺が目にしてたのが、誰かに誘われました。
まあ目上やったり。ぜひお願いします!と言っておいて、
マネージャーに「仕事やと言うことにしといて」とか。
「自分で断れ」
年下とか身内とか、女性に対してそう言うこという。
目上の人には直接言わない。これって逃げやと思う。
「すいません。仕事入ってたみたいです。」って自分で言え。って思う。
矢部から岡村へ「仕事以外の責任を課したほうがい」
「あるよ」「いつ?」って聞いたら「高校の時の彼女」て。
それは、「岡村くん、仲良くしてくれてありがとう~」のレベルやん。
違う。違う。
「大人になってお付き合いして、ご両親に挨拶したことがある?」って言う質問やってん。
それも一個の責任やん。結婚まで行かんでいいよ。
お付き合い中に彼女のご両親に会うってなかなかの出来事やし。うまく言ったら結婚あるんかって思われるやん。それって本能的に怖いやん。そう言うこと。
矢部から岡村へ「白旗あげたんかは違う」
「ありがとうとごめんなさい」て言った時に
アンタが「白旗あげたんか」。
敵としてみてんやと。結婚したらチームやし。お母さんは監督やし、いっぱい怒るし、褒めるし、それをこっちはもう一段冷静に見てるんやけど。
ボケてるつもりでも、それって性格やねんな。根本の。
リスナーも含めて、やめた人間に言われたくないでしょうけど、スタッフ含め全員がそうしたんですよ。
芸歴もながなってえらなってもうたから。
「自分が見えてなかったんやね。」と言う岡村隆史さんに対して、矢部さんは
そういう考えを持っている人間なんや岡村隆史は。
昔は許されたとか、こう言う状況だから、と言うことを越えて、人として自分に向き合えよと伝えたかったのかなと感じました。
矢部から岡村へ「30年越しの性格変えろ」
この世界で絶対メシ食ってやろうと思って入ったわけではないやん。
俺の好奇心で。部活のつもりで。
俺は1年間遊べると思って。ただ、入ったら入ったで負けたないなと思って。
運よく。岡村隆史のビジュアル・個性はなかなか突き抜けてるのよ。
それやから成功したのは。
当時、19歳の矢部浩之さん。当時自分に自信もなくて、先輩にも話しかけれない状態。
仕事の帰りのタクシーで、もっと先輩に喋りに行けと、わかってるけどどうしていいかわからん。面白くないし、自信もないし。媚びるタイプの人間でもないし。
誰かが寄ってくれててん。自分が行かんでも誰かがいい言葉かけてくれて。
そんなんやったらあかん。お前「性格変えろっ」て言われて。
初めて社会に出て揉まれた感じ。俺強烈に覚えてて。
30年経った今。俺からアンタに「性格変えろ」
30年前岡村隆史さんから掛けられた言葉で、初めて社会に出て揉まれて自分も変わらなければと思った矢部さんが、30年を経て、同じ言葉を岡村さんにかける。
その因果と言うか因縁と言うか、そう言う特別なものを矢部さんは感じていたのかもしれません。
「これは仕事以外の経験とか、やから。」とプライベートでの重大な体験や経験をできればして欲しいと言う気持ちが現れていました。
矢部から岡村へ「“かわいそうさん”やから許されてた」
もっとぬるいお湯になったかもしれん。アンタはアンタで頑張ってたと思うよ。
かわいそうさんやねん。
アンタが言っても炎上しない幅が広かった。なぜならかわいそうさんやったから。
でも、世の中には、もっと辛い人おるってことやな。
だって、こういう世界入ってきて、自分の努力といいスタッフとの出会いや運もあるけど、成功してん。
50歳になってお金持ってて、自分の思ったような家住めて、好きなかっこいい車買えて。かわいそうさんちゃうもん。一般的に見たら。
キャラクターとか、アンタの本質は真面目やしとかいろんな人のおかげでやってこれたけど、だから景色変えた方がいいと思う。
矢部から岡村へ「指摘してくれる人が必要」
これボケでも笑いにならない。
8ヶ月くらいやったらわかる。
違う違う。3。4ヶ月の人とかわからへん。だからあのホルダーあんねん。
思わぬところに出るんやろね。
言う人が本当にいなくなってくるから。
彼女できたり結婚して、良いと思うのは言われるから。
子供でもドキッとすること言われるから。
結婚したら、どう。
これをきっかけにって言ったら、傷ついた人に申し訳ないけど、
チャンスをもらったと思って。
もうウケへんで。
矢部から岡村へ「笑われてええやん」
もう笑われてんねん。笑かしているよ。
でも見てる人からしたら笑われてるんかもしれん。どっちでもいいやん。
結構な割合で笑われてる率高いよ。だからより嫌なんかもしれんけど。
でもどっちでもいいやん。みんな笑って応援してきてくれたんやから。
「自分はそこにこだわりたかった。『笑かすんや』っていう気持ちでやってた」と言う岡村隆史さん。芸人としての心意気というかプライドのようなものなのかもしれません。
それに対して、矢部さんは、
もういいやん。全部。おもろいって言われたら。
みんなもう笑いたいねん。
矢部から岡村へ「デートしたらええやん」
その方がしっくりくる。腑に落ちる。
もし、一番近い女性がいて、相手のこと考えてるなら
進展させるとか。やっぱり無理なら解放してあげるとか。
全部、誰かに言われな、背中押されな無理やろ。
もう、何も怖ないし。ほんまにあかんかったら、別れればいいし。
飛び込んでみたらいいねん。
「そういうのがすごい怖かったんやと思う」と言う岡村隆史さんに、
でも、そこが面白かったんや。
みたいよ、へんなデートする岡村。
矢部がやってもおもんないからね。岡村やからおもろいんやからね。
一番向いてるよ。50の岡村隆史が綺麗な若い女優さんとデートとか。
ぐるナイのコントで本田翼さんとのコント。
岡村さんホストで本田翼口説いてください。「いやや」て断った。
本番(千鳥の)ノブがやってる。それくらいやってあげてよ。
女性が苦手というコンプレックスあるの知っているよ。そこはさらけ出したらいいやん。そんな気持ちだったのかなと思います。