NHK大河ドラマの「麒麟がくる」。長谷川博己さんの光秀像がモテすぎだと話題ですが、ここにきて、染谷将太さん演じる信長が新しいと話題です。
最初、丸顔・童顔の染谷将太さんがなぜ信長なのか?と疑問に思う人も多かったようですが、ついにその謎が解けた人が続出。
新しい信長像確立になりそうです。
もくじ
染谷将太の信長は似合わない?浦島太郎に見える?
初登場では「似合わない」の声が
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」主人公明智光秀に本能寺の変で破れる主君織田信長を演じるのは、俳優・染谷将太さん。
初登場シーンでは、その意外な見た目に、信長役似合わないのでは?との意見が。
染谷将太の信長、見た目が浦島太郎?
初登場シーンの染谷将太さんの信長像です。
この初登場に、「浦島太郎みたいだ」と感じた人は多かったようです。
過去に信長を演じて、特に人気だったお二人が、市川海老蔵さんや豊川悦司さん。
どちらも少し面長で、精悍な目つき・顔つきの信長像でしたね。
衣装も南蛮由来の衣装を身につけ、時代の先を行っていた信長らしい衣装となっています。
こういった方々と比べて、童顔で丸顔の染谷将太さんの信長が、違和感を持って受け止められたのもやむを得なかったのではないかと思います。
染谷将太の演技力|信長の評価が激変?実は怪演!?
染谷将太の信長がサイコパスすぎる!?
こんな初回の違和感で始まった染谷将太さんの信長でしたが、回が進み第9回「信長の失敗」で評価が激変する事態に。
父・信勝へ祝言の手土産に松平弘忠の首を持参した信長。
父の逆鱗に触れ、怒られて涙目に。「喜んでくれると思っただけなのに」と。
浦島太郎感はどこへやら。この信長、実はすごいサイコパスなんじゃ?という感想を視聴者に与えました。
なぜ、染谷将太さんが信長に抜擢されたのか?その謎がわかったと感じた視聴者が多かったようです。
染谷将太の演技力|信長はどう役づくりした?
これまでは、「うつけもので、ちょっと荒くれ者で、カリスマ性があるけど、謎。得体の知れない、化け物感みたいなもの」を感じていたという染谷将太さん。
今回信長を演じるに当たって、こんなコメントをしていました。
サイコパスと言うより、アダルトチルドレンでは?と言う意見も。
丸顔・童顔・浦島太郎感から一転の、サイコパスのような無感情、親に喜んで欲しかった孤独なアダルトチルドレンという、新しい信長像が、染谷将太さんの演技で生まれていくのでしょうか。今後の展開にも注目です。
染谷将太のプロフィール
生年月日:1992年9月3日
出身地:東京都
2001年映画『STACY』でデビュー
2011年『ヒミズ』でベネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)受賞。
■主な出演作品
『パンドラの匣』(2009)
『寄生獣』(2014)
『さよなら歌舞伎町』(2015年)
『バケモノの子』(声優)(2015年)
『3月のライオン 前編』(2017年)
『空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎』(2017年)
『聖☆おにいさん』(2018年)
染谷将太の共演者からの評価は?
一緒に役を演じている共演者からも演技を絶賛されていた染谷翔太さん。
永瀬正敏さんから
映画『最初の晩餐』で共演した永瀬正敏さんは、できあがった作品を観た感想を聞かれ「染谷くんがすばらしい」と唸(うな)るように呟くほどでした。
岡田将生さんから
10代の頃からの付き合いだという岡田将生さん。
映画『ストレイヤーズ・クロニクル』で共演した際に、染谷将太さんの演技で印象的だったシーンについて語っていました。
「将太の方が、僕よりもずっと瀬々監督との付き合いが長いのでものすごい信頼感を感じました。瀬々監督がボソボソと将太に何かを言ってから、あるシーンの撮影が始まって。すると将太が『人間どもが!』というセリフを発したんです。そのシーンからは、瀬々監督の伝えたいメッセージとの繋がりが感じられて、すごい鳥肌が立ったんです。2人の繋がりが羨ましくもありました」
引用:https://movie.walkerplus.com/news/article/60433/
森義隆監督から
映画『パラレルワールド・ラブストーリー』の出演の際に、森義隆監督はこのように語っています。
「智彦は天才で、障害を抱えていて、内面的で、と非常にアプローチが難しい役であり、この人の存在感次第で作品の質が大きく左右されてしまう。満を持して、僕があの世代で一番いい俳優と思っている染谷くんに声をかけました」